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業務用・市販用のアルコールチェッカーはそれぞれどこが違うのか?

公開日:2021/09/15  最終更新日:2023/01/05

平成23年5月から運送事業者には、事業用自動車を運転する運転者に、日々の業務に就く前に、アルコールチェッカーを使って検査をすることが義務化されています。アルコールチェッカーは、市販されているものと業務用がありますが、どのような違いがあるのでしょうか。違いについてまとめてみました。

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アルコールチェッカーの仕組みとは?

アルコールチェッカーは、呼気に含まれているアルコールの量を数値化して表示するものです。アルコール濃度を測定することで、飲酒しているかどうかがわかります。アルコールチェッカーには、大きく2つのタイプがあります。

半導体式ガスセンサータイプ

センサーの表面の呼気の酸素量からセンサー内部で電気抵抗が起こり、呼気中のアルコール濃度が測定されるタイプです。短時間で測定でき、価格もリーズナブルというメリットがあります。

燃料電池式センサー

呼気に含まれているアルコールガスを燃料にして、電気を発生させることでアルコール濃度が測定されます。価格は高いですが耐久性があり、長く使うことができます。また、アルコールガス以外のガスに反応しにくいという特性から、より正確に濃度が測定できるというメリットがあります。

アルコールチェッカーは業務用と市販用で何が違う?

業務量と市販用のアルコールチェッカーにはどのような違いがあるのでしょうか。

大きな違いとしてあげられているのは、耐久性です。アルコールセンサーには使用期限があります。業務用の場合は、使用期限が明記されていて、おおよそ半年から1年でセンサーの交換をしなければいけません。センサーを交換しないと正確に測定できなくなってしまうからです。

しかし、市販用の場合、これに気が付かず使い続けてしまうことがあり、気付いたら測定できなくなっていたということが起こりやすいのです。業務用は半年から1年使える耐久性の高いモノが多いですが、市販用はそこまで長く使用できないといわれています。市販用を利用する場合は、業務用よりも頻繁に買い替えが必要になるといえるでしょう。

業務用と市販用の違いは、それだけではありません。アルコール濃度の正確性にも違いがあるといわれています。たとえば、繰り返し測定しても同じ数値の結果が出るかという点で、精度に差があるのです。市販用に比べて業務用は精度が高いです。

そして、業務用の中には、記録を残せるタイプがあるという点も特徴です。点呼時のアルコール測定では、記録を1年間残すことが義務付けられているため、義務化されている業種では、記録付きのアルコールチェッカーを購入する必要があります。

アルコールチェッカーの選び方

アルコールチェッカーを選ぶ場合は、どのような目的で利用するのかで選びましょう。たとえば、事務所で設置する場合は据置型のアルコールチェッカーが便利ですが、いつでも測定できるようにするのであれば、持ち運びできる携行型を選ぶことになります。ここでは、アルコールチェッカー選びのポイントをまとめておきます。

携行型の利用用途

携行型は、いつでもどこでもアルコール濃度の測定ができます。そのため、個人的に使用するという場合に選ばれることも多いです。

また、事務所に戻ることが少ない遠距離ドライバーの場合は、携帯してもらうことでいつでも測定できるので便利でしょう。携行型は据置型と比べると、価格がリーズナブルというメリットがあります。

据置型の利用用途

据置型は、事務所に設置して利用します。管理者がいる前で測定するので、結果をごまかされてしまう心配もありません。ドライバーの人数が多い事務所では、据置型が選ばれています。

測定結果の記録方法の違いを確認

アルコールチェッカーを選ぶ際は、測定結果の記録方法も確認しておきましょう。プリントされるタイプは、本体にレシートのような紙がセットされていて、測定結果を印字してくれます。本体保存タイプは、本体に内蔵されているメモリーやSDカードに測定結果が記録され、パソコンなどに転送して結果をまとめることができます。

専用ソフト記録タイプは、管理用のソフトとアルコールチェッカーが連動し、記録を残してくれるタイプです。パソコン接続タイプは、パソコンと接続して記録を残します。こちらのタイプは、携行型のアルコールチェッカーでも多くみられます。

クラウド保存タイプは、クラウドに測定結果を保存していきます。スマートフォンアプリとの連動が可能なタイプも多いです。保存ができないものは、その場で手書きするなどして、記録を残しておく必要があります。

測定方法の違いを確認

アルコールチェッカーは、息を吹きかけるタイプ、息を吹き込むタイプがあります。吹きかけるタイプは、息を吹き込むタイプよりも周囲の空気に影響を受けてしまいやすいので、できれば吹き込むタイプがよいでしょう。

 

アルコールチェッカーの種類や選び方をご紹介しました。市販品と業務用では、測定結果に違いが出る可能性があります。用途に合ったアルコールチェッカーを選ぶようにしましょう。

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