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飲酒検問の基準とは?摘発された場合の罰則とその後の流れ

公開日:2023/11/15  最終更新日:2023/09/04


毎年、年末になると出没するのが「飲酒検問」です。当然、お酒を飲んでいなければ運転してもまったく問題ありません。ところがわずかでも飲んでいると一瞬で反応がでます。そうなると大変なことになります。では飲酒検問はどんな基準で行われているのでしょうか。今回は、飲酒検問の基準についてご紹介します。

飲酒検問とは

飲酒検問とは一体どんなものでしょうか?こちらでは飲酒検問について詳しくご紹介します。

飲酒検問とは何か?

飲酒検問とは、警察官が運転者の飲酒運転の疑惑を検査するため、車・バイクを停めるために簡易的に設置したゲートのことです。

飲酒検問への協力を拒否することはできるのか?

飲酒検問で停められた場合には、飲酒検問への協力をしなければなりません。必ず車を停めて警察官の指示通りに従いましょう。もし飲酒検問への協力を拒否すると「道路交通法118条の二」によって「3ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」のいずれかが科せられます。

飲酒運転とは何か?

飲酒運転とは、アルコールの影響がでる状態で車・バイクを運転することです。アルコールの影響がでる状態で車・バイクを運転すると道路交通法違反になります。ただし道路交通法には飲酒運転という用語は存在しません。道路交通法では、飲酒運転のことを「酒気帯び運転など」といいます。また警察官が飲酒運転を調べることを「酒気帯び確認」といいます。

飲酒以外でもアルコールの影響がでる原因とは?

飲酒以外でもアルコールの影響がでることがあります。原因は、アルコールを含有する飲料・料理・菓子を食べたり飲んだりしたからです。ノンアルコール飲料・漬物・チョコレートが原因でアルコールの影響がでることがあるので注意が必要です。

検察官が「酒気帯び確認」をする方法とは?

検察官が「酒気帯び確認」をする方法は主に次の3つです。

①警察官の嗅覚でアルコールを含んでいる状態かを確認する
➁警察官の視覚でアルコールを含んでいる状態かを確認する
➂警察官がアルコールチェッカーを使ってアルコールを含んでいる状態かを確認する

また現場での「酒気帯び確認」はさまざまな方法で行われます。基本的に警察官が確実に行う「酒気帯び確認」はアルコールチェッカーを使った方法です。

アルコールチェッカーとは何か?

アルコールチェッカーとは、息を吹きかけるだけで残留アルコール濃度を数値化してくれる機器のことです。別名、アルコール検知器ともいいます。

アルコールが検知される基準

アルコールが検知される基準はどれくらいなのでしょうか?こちらではアルコールが検知される基準について詳しくご紹介します。

アルコールが検知される基準とは?

アルコールが検知される基準は、呼気から0.15mg以上のアルコールがでた時です。ちなみに血液検査の場合は、血中アルコール濃度が0.03%以上の状態の時です。また350mlのビール1本程度の量のアルコールが抜けるには、最低1〜2時間程度かかるといわれています。

もしアルコールの量が0.15mg未満の場合は飲酒運転になるのか?

呼気1L中に検出されたアルコールの量が0.15mg未満の場合は酒気帯び運転には該当しません。そのため飲酒運転にはなりません。

飲酒検問でアルコールが検知された場合の罰則

飲酒検問でアルコールが検知された場合にはどんな罰則が科せられるのでしょうか?こちらでは飲酒検問でアルコールが検知された場合の罰則について詳しくご紹介します。

飲酒運転の種類とは?

飲酒運転には「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2種類があります。次に、それぞれの特徴や罰則について詳しくご紹介します。

酒気帯び運転とは何か?

酒気帯び運転とは、呼気1L中に検出されたアルコールの量が「0.15mg以上 0.25mg未満」または「0.25mg以上」になった時です。酒気帯び運転はアルコールチェッカーの数値によって判断されます。

酒気帯び運転の罰則とは?

酒気帯び運転の罰則は次の通りです。

①車両等を運転した者については3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
➁車両等を提供した者については3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
➂酒類を提供した者又は同乗した者については2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

酒気帯び運転の罰則は関係者であっても最低2年以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。

酒酔い運転とは何か?

酒酔い運転とは、警察官などが客観的に見てアルコールが原因で正常な運転ができないと判断した時です。酒酔い運転はアルコールチェッカーの数値以外で判断されます。

酒酔い運転の罰則とは?

酒酔い運転の罰則は次の通りです。

①車両等を運転した者については5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
➁車両等を提供した者については5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
➂酒類を提供した者又は同乗した者については3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

まとめ

今回は、飲酒検問の基準についてご紹介しました。今回のポイントをまとめると、飲酒検問の基準とは呼気から0.15mg以上のアルコールがでた時です。一般的には350mlのビール1本程度飲酒した時にでるといわれています。わずかでも飲酒した時には絶対に車・バイクの運転をしないようにしましょう。本記事が飲酒検問の基準について詳しく知りたい方に届けば幸いです。

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