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なぜ飲酒運転はなくならない?飲酒運転をなくすためにできること

公開日:2023/10/15  最終更新日:2023/09/04


「ちょっとそこまでだから車を運転しても大丈夫だろう」「少し時間をおけば大丈夫」「今までバレたことないから大丈夫」といった軽い気持ちで飲酒運転し、重大な事故を起こすケースが後を絶ちません。この記事では、なぜ飲酒運転がなくならないのか、どうしたらなくすことができるのかについて解説します。

飲酒運転がなくならない理由

飲酒運転が原因で起こる悲惨な事故をニュースでよく目にします。その映像を見るたび「どうしてお酒を飲んで運転するのだろう」と思ったことはありませんか。横断歩道の垂れ幕やポスターでよく見る「飲んだら飲むな」の文字。道路交通法第65条第1項「何人も、酒気を帯びて車両等を運転してはならない」と決まっているのになぜなのでしょうか。この項目では、飲酒運転がなくならない理由を紹介します。

自分の勝手な判断で運転している

飲酒運転が無くならない理由として運転者本人が、「少量しか飲んでいないから大丈夫」「自分が事故を起こすわけがない」「飲酒後少し時間が経っているから大丈夫」といった勝手な判断をしている傾向があります。

警察庁調べでは、飲酒運転の死亡事故率は、飲酒なし運転の9.1倍、酒酔い運転になると19.1倍まで増加します。飲酒後に自分勝手な判断での運転は絶対にしてはいけません。

飲酒が原因で気持ちが大きくなっている

飲酒によりアルコールを摂取すると、脳の働きが低下します。その結果「自分はバレない」「自分は酔っていない」「自分は酒に強い」など気持ちが大きくなり、飲酒運転をしてしまうのです。運転中にも脳の機能低下により、スピードの調整や車間距離、ブレーキの判断が疎かになってしまう恐れがあります。2002年以降は飲酒運転が徐々に厳罰化していき、社会の目もそれに沿って厳しくなりました。

2022年の飲酒運転による交通事故件数は2,167件で、前年と比較して-31件の-1.4%で、死亡事故件数は120件で前年比の-32件、21.1%となっていますが、毎年発生している事実は変わりありません。ひとり一人が、これまでに起きた悲惨な事故を他人事として捉えるのではなく「飲んだら乗るな」を徹底する必要があります。

飲酒運転をしないためにできること

ここでは、飲酒運転をしないために運転者側に必要なことについて紹介します。

飲酒の適正な量と時間を知る

飲酒後どの程度の時間をあければ運転しても良いのか、どの程度の量が適正なのかについて説明します。体重60㎏の人が飲酒後6時間で運転できるアルコール摂取量は以下のとおりです。

・日本酒(1合180ml):1.5合
・カンビール(350ml):2本
・焼酎(1合180ml):1本弱

上記はあくまでもおおまかな目安で、「ビール1本だけしか飲んでいないから問題ない」「飲酒後6時間たっているから運転できる」という訳ではありません。

公共の交通手段を使う

「飲んだら飲むな」このような当たり前ができないために、自身はおろか、他人の命まで奪ってしまう悲惨な事故をおこしてしまうのです。飲み会や会社の会合など、お酒を飲むことが決まっている場所に出席するのであれば、車は使用せず、公共の交通機関を利用しましょう。もし、それが難しいなら代行サービスを利用しましょう。

飲酒運転をさせないためにできること

飲み会を開催する場合、飲酒運転をさせないために複数人での管理も重要なポイントになります。ここでは、運転手側ではなく、主催側または周りの人の協力で飲酒運転をさせない取り組みを紹介します。

ハンドルキーパーを運動

ハンドルキーパー運動とは、複数人で自動車を利用し飲み会を行う場合、そのグループの中でお酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決めることを指します。結果、ハンドルキーパーが仲間を送り届けることで飲酒運転防止に繋がります。

ハンドルキーパー運動の推進に協力している飲食店も少なからず存在し、担当者には目印バッジを付与し、酒類を出さない代わりにソフトドリンクの無料提供サービスを行っている店舗もあるほどです。とはいえ、お酒好きな人には素面でのお酒の席はつらいものです。毎回同じ人がハンドルキーパーにならないよう、仲間同士で十分話し合いしましょう。

車での集合は禁止させる

飲み会を開催する場合、必ず段取りや計画を行う人がいるはずです。まずは、車での集合を禁止しましょう。車さえ乗ってこなければ飲酒運転のしようがありません。その際、皆が集まりやすい場所を選ぶことが大切なポイントになります。

まとめ

「飲んだら飲まない」ができれば飲酒運転はなくなります。とはいえ、飲酒運転が原因の交通事故は後を絶たないのも事実です。飲酒運転をなくすためには、運転する側の意識改革はもちろんのこと、周りの人の協力も必要です。ハンドルを握る以上、ニュースで目にする凄惨な事故を「自分には関係ない」など他人事と捉えず、初心を忘れることなく安全運転を心がけましょう。

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