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アルコールチェックを行うタイミングはいつ頃?パターンごとに解説!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/04


アルコールチェックは、原則的にドライバーと安全運転管理者が対面でチェックするよう求められていますが、出張や直行直帰など、対面でできないケースも多々あります。このような場合、どのようにチェックすればよいのでしょうか?そこでこの記事では、パターンごとによるアルコールチェックの方法について解説します。

会社に出勤してから運転業務をスタートする場合

まずアルコールチェックのタイミングは、運転の前後が適切なタイミングとされており、会社に出勤して運転する場合では運転前に1回、運転業務が終わった後に1回という流れになります。

なお運転業務が断続的に発生する場合においても、運転をはじめる前に1度チェックをして、業務終了時に再び度チェックしていれば問題なく、わざわざ個別にチェックする必要はありません。またチェックをはじめるのは運転前が適切なタイミングのため、出勤時のアルコールチェックも必要ありません。

自宅から現場に向かい、会社に戻らずそのまま帰宅する場合

会社に出勤してアルコールチェックを行う場合では、対面でのチェックが可能ですが、自宅から直接現場へ向かい就業後はそのまま帰宅する、いわゆる直行直帰では、ドライバーが会社に行く機会が一度もないため、アルコールチェックは自宅で行います。

たとえば出張者や外回りで会社に立ち寄る機会がない場合、アルコールチェックを自宅で実施して現場へ向かい、就業後はそのまま自宅に帰宅したあと、再びアルコールチェックをして業務終了という流れになります。また、現場に直接向かうということは安全運転管理者との対面が事実上できないため、チェックにはカメラやモニター、テレビ電話などを使って行うようにします。

なお注意点として写真やメール、録画映像によるチェック行為は禁止されており、チェックにはリアルタイムで状況が把握できるビデオや、電話といった形で実施するようにします。また、早朝・深夜のアルコールチェックも安全運転管理者が不在になりやすいといった理由から、対面でのチェックが難しいです。

こうした場合には、安全運転管理者を補助できる方が、代わりに対面を実施することで対応可能となっています。また、事業所が複数ある場合には、別の事業所の安全運転管理者が代わりに実施して対応することも可能です。

業務途中で別の車両に乗り換える場合

アルコールチェックは運転前と運転後のチェックが基本となっているため、業務途中に別の車両に乗り変える場合でも、その都度アルコールチェックを行う必要はありません。つまり運転前に1回、運転度に1回アルコールチェックを実施しておけば、途中で何台車を乗り変えようとも問題ありません。ちなみに、自転車や原付の場合はアルコールチェックが不要です。

なぜかというと、アルコールチェックは道路交通法上の「自動車」に該当する車両が対象とされており、自転車や原付は対象にあたらないためです。従って途中で自転車や原付に乗り変えた場合は、前の車両の運転後にアルコールチェックを行い、そのあとのアルコールチェックは不要という流れになります。

アルコールチェックを怠ることによって生じるリスク

アルコールチェックを怠った場合の罰則については現状、直接的な明記は定められてはいないものの、さまざまなリスクが考えられます。たとえば、従来の規則では安全運転管理者が業務を適切に遂行していない場合、事業所には5万円以下の罰金が科されていましたが、2022年になると道路交通法の1部が改正され、その結果罰則が5万円以下から、50万円以下に増額されるなど、罰則が強化されました。

また、アルコールチェックを怠るとドライバーの飲酒運転の可能性につながりますが、仮に飲酒運転が発覚した場合、ドライバーだけでなく事業所、管理者にも罰則が科されます。なお、どのような刑罰を受けるかは、飲酒運転の程度によって異なります。

飲酒運転には大きくわけて「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2つがあり、呼気中のアルコール濃度によってそれぞれ判別されています。酒気帯び運転とはアルコール基準値である0.15mg以上のアルコールが検出された状態を指し、発覚した場合には事業所に3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。

一方、酒酔い運転とは、アルコール基準値を超えているほか、真っすぐ歩けなかったり、受け答えがまともにできなかったりといったひどく酒に酔っている状態を指しており、発覚すれば事業所に5年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い刑罰が科されます。

ほかにも第三者に損害を与えた場合には、慰謝料や損害賠償の責任が生じたり、営業車が一定期間使えなくなったり、最悪事業そのものが取消される可能性や、飲酒運転を起こしたという事例から、外部への信頼も大きく落としかねません。

このように飲酒運転が発覚した際の損害は計り知れないほど重く、何らかの対策を講じなければ大きなトラブルに見舞われるリスクがあるため、くれぐれもご注意ください。

まとめ

今回は、アルコールチェックのタイミングについて解説しました。アルコールチェックは運転前と運転後の2回が適切なタイミングであり、個々の運転ごとでチェックする必要はありません。なおチェックは原則として対面で行うよう求められていますが、場合によっては直行直帰など、対面が難しいケースも多々あります。もし対面でのアルコールチェックができない場合には、カメラやモニター、電話を用いて行うようにしましょう。とくにアルコールチェッカーは目視や声に捉われない正確なチェックにつながるため、導入がまだの方は早めに検討しておくことをおすすめします。

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