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センサーの寿命はどのくらい?使用可能回数を確認しておこう

公開日:2020/08/15  最終更新日:2023/01/05

飲酒運転抑止のために、各事業者に向けて導入が急がれるアルコールチェッカーですが、物には遅かれ早かれ、寿命というものがやってきます。もしアルコールがまだ残っている状態なのに、寿命が来てしまった機器を使用し、正常値が出てしまってはトラブルの元となるでしょう。

そこで今回は、アルコールチェッカーのセンサーの寿命を示す、使用可能回数について解説させていただきます。

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センサーの寿命などによって起こり得るトラブル

国民生活センターにかつて寄せられた、アルコールチェッカーのトラブルの事例についてご紹介します。

ある女性が使用していたアルコールチェッカーは、判定表示の際にいつも同じ数字を表示するため、メーカーに問い合わせたら、使用期限は1年までであり、説明書にも記載されていることを教えられたというのです。その問い合わせた方は、文字が小さすぎるというクレームを訴えました。

実はアルコールチェッカーは、回数だけでなく、大雑把に言うと耐用年数が1年程度のものが多いため、それをわからずに使用している方も少なくないようなのです。

ほかにも飲酒後12時間経過してから、アルコールチェッカーを使用し、反応がなかったためそのまま出勤したところ、会社のアルコールチェッカーを使ったら反応し、契約違反と見なされて解雇されたという例もあります。この件については寿命なのか、製品自体の質が悪いのかは不明ですが、いずれの場合でも起こる可能性は考えられるでしょう。

寿命以外のセンサーの誤認識や故障の事例

「飲酒してないのにセンサーに引っかかる…もしかしてもう寿命? 」と、早まってはいけません。アルコールチェッカーが正常に作動しない原因は、何も寿命に限ったことではなく、別のことが起因していることが考えられます。

アルコールチェッカーのセンサーの寿命のチェック方法

アルコールチェッカーのセンサーには、使用回数が設けられているので、もし機器を導入するのであれば、その回数も選ぶ際の目安としてください。長時間、あるいは繰り返し使うことで、その感度は鈍り、検知しなくなってしまいます。

正常な測定かどうかを、人為的に判断するのは無謀ですし、機器を使わず感覚で判断するのと同じことなので、アルコールチェッカーは必ず、正常であると断定できる状態のものを使用しましょう。

ちなみに寿命が来ていることがわかるよう、通常アルコールチェッカーには、交換サインなどが出る仕様になっています。その他エラーについても、相応のエラー表示が出るので、交換すべきか、たまたま誤認識しているだけなのかの区別はつくでしょう。

ちなみに使用回数の上限は、メーカーの公式サイトの商品ページに記載されているはずなのでチェックしてください。購入後についても、取扱説明書や、製品の機能として自動表示される仕様のものもあるので、そのような機能が搭載されているかも併せてチェックしておきましょう。

■チェック前に控えたいもの

アルコールチェッカーは、機器によっては、アルコールとは異なる成分にも反応することがあります。たとえばタバコやキシリトール、メンソール、アセトンといった成分を、アルコールと誤認識してしまうこともあるようです。喫煙者の方は朝食後など、チェック前に一服したい方もいらっしゃるかもしれません。ですが、なるべくチェック前に喫煙したり、口臭予防のタブレットやガムを噛んだりするのは控えましょう。

■電化製品周辺への放置やアルコール成分の付着に注意

アルコールチェッカーは精密機械であるため、無造作にその辺に放置してしまうと故障の原因になってしまいます。たとえばテレビやパソコン周りなどは、非常に目に付きやすくわかりやすい場所ではありますが、熱が溜まりやすいため、故障に繋がってしまうことも考えられるでしょう。また、予期しないアルコール成分の付着も、誤認識や故障の原因となります。たとえば油性ペンや虫よけスプレーはアルコールを含んでおり、特にスプレー系はうっかり近くで使用してしまう懸念があるので、使用の際は、距離を置いて使いましょう。

■精度が低いと誤認識することもある

寿命以前に、アルコールチェッカーには、残念ながら粗悪品も数多く出回っており、そのようなものは説明書で詳細を濁しているものが多く、吹きかける距離や強さなどについて、ハッキリ書いていないことがあります。半導体式ガスセンサーの中でも粗悪品のものだと、酷ければ歯磨き粉などにも反応してしまうこともあるので、注意しなければなりません。そのようなものを選ばないよう、J-BACというアルコール検知器機関のような、公的機関が認定した商品を購入するようにしてください。

まとめ

アルコールチェッカーのセンサーの寿命に関する解説は、ここまでとなります。

センサーの寿命以外にも、故障の要因は考えられますし、できるだけ丁寧に扱って、寿命をまっとうする使い方を心がけましょう。

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