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アルコールチェッカー【半導体式ガスセンサー・燃料電池(電気化学)式ガスセンサー】種類別にメリット・デメリットをチェック!

公開日:2020/04/01   最終更新日:2024/05/10


アルコールチェッカーのセンサーには、半導体式ガスセンサーと燃料電池式のガスセンサーの2種類があります。両方にメリットとデメリットがあり、導入を検討している場合は、測定法と合わせてそれぞれの特徴を把握しておいた方が得策です。そこで今回、アルコールチェッカーの基本や測定法、半導体式ガスセンサーと燃料電池式のガスセンサーのそれぞれの違いについてポイントを3つ程説明していく事とします。

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アルコールチェッカーの基本について教えて下さい

飲酒運転による事故が多発している事を受けて、2007年の違反者罰則強化が決定し、2011年には運送業者に対するアルコールチェッカーでのチェックと記録の保存が義務化される事になりました。それに伴い、アルコールチェッカーの需要が大きくなっています。ただ、一言にアルコールチェッカーと言っても、設置型と携帯型、簡易携帯型で3種類あります。

それぞれにメリットとデメリットがあり、会社の事情によってどのタイプが使いやすいか、もしくは併用が良いのか等は色々と変わる面も少なく無いです。

設置型は事務所や自宅に固定しておくタイプの物で中には、ITや運行管理システムのリンク出来る物や結果をプリントアウト出来る様なタイプもあります。これは出発場所が、一定であり同時に発車時間がバラバラな事が多い会社等で使うのに適しています。

携帯型はコンパクトにまとまったタイプで、設置型と同じく他のシステムとデーターをリンク出来るタイプやチェッカー本体に記録を保存しておくタイプもあります。クライアントから急な依頼が入る仕事や長距離ドライバー等が使うのに適していて、定時に事務所へ戻れない様な仕事の人向けと言えます。

簡易携帯型はプライベート等で、飲酒の度合を調べる時等に使われる物で、海外製のセンサーが使われている事が多く使い捨てが前提になっている製品になります。センサー感度が不正確な物も多いので、より正確な数値が知りたい様な場合には、別口で改めて調べる等のフォローを考えておくと安定します。ただし、値段については5,000円前後で入手可能なので、その点はメリットとも言えます。

半導体式と燃料電池式の違いや留意点を教えて下さい

値段に大きい差があり、半導体式は数千円~20,000円前後で購入可能であり、燃料電池式は最低30,000円からでプリント機材やITとのリンク性能がある物を選択した場合には、100,000円越えする事も珍しくありません。両者の差はアルコールの検知方法の違いにもあり、半導体式は半導体には、周辺の酸素量の変化で電気抵抗に変化が出ますので、その時の値を測定する事でアルコールの度合を見ます。それに対して、燃料電池式は検知極でアルコールを酸化させ、その時の電気量に焦点を置きます。

どちらが良いかは一概には言えませんが半導体式の場合は、価格が安い代わりにキシリトールや持病の治療に飲んでいた薬に反応してしまう様な事があるのに対し、燃料電池式ではそういった誤検知の可能性は低いです。ただし、その代わりに機材が大型になる事やメンテナンス代等維持費問題を考えなければいけません。

センサーの方式以外にも、呼気を当てる方法の違いでも結果に差がある事もありますのでより正確な数字を出したい時には、金額の面と合わせて1番バランスが取れるタイプを注文する事が最重要になります。ある程度必要経費として予算が出せるのであれば、設置型のアルコールチェッカーを選び、アルコール検知方式は燃料電池式で固定と考えるのも1つですし、会社の総人数が相応に多く、予定が一定の人やそうでない人等も混ざっているという様な場合には、併用を考えるのも悪くありません。

測定結果に影響が出る様な点は他にもありますか?

センサーに対する呼気のかけ方が、吹きかけ型なのかストロー型か、マウスピース型かでも測定結果に差が出る事があります。吹きかけ型はアルコールチェッカーの測定口に直接息を吹き込む形式ですが、この方法の場合、体内では無く周囲の空気に何か誤検知される様な物が入っていると反応してしまう事が無いではありません。

それに対してストロー型の物は、市販のストローを所定の場所に挿入して息を吹き込みますので、吹きかけ型にあった誤検知リスクは格段に減ります。マウスピース型も同様で専用のアタッチメントを使う分だけ、違う要素が混入する可能性は低いです。より精度が高い結果が欲しい場合には、燃料電池式を選んだ上で、呼気関係はストロー型やマウスピース型を採用するという考えもありますし、息の部分だけ吹きかけ式にする等の調整をするというのも1つです。

もしくは、半導体式を選ぶ代わりに少しでも精度を高める為に、呼気関係は誤差が少ないストロー型を選択するのも悪くありません。この辺りは会社の事情によって、相当に変わる部分でもあります。

ただし、センサーの方式にかかわらずアルコール検知器協議会の認定品であるか否かも、アルコールチェッカー選択には重要なポイントです。この団体は、品質が高いアルコールチェッカーの普及に注力している団体であり、一定以上のクオリティの製品には、認可を出しています。粗悪品が出回る事も多いですので、より確実を期すならば、この点も必ず押さえておきたいポイントと言えます。

 

燃料電池式の方が、測定結果が正確ですが機材が大型化しメンテナンス費等が高くなる面があります。逆に半導体式は安い代わりに、キシリトール等の影響で誤検知が起きるリスクが出ます。息の吹きかけ方や、会社の事情で利便性が良い機材が大きく変わりますので、それぞれのポイントをしっかりチェックする事をお勧めします。

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