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故障かな!?アルコールチェッカーがおかしいと思ったら確認するポイントとは?

公開日:2020/03/01  最終更新日:2023/01/05

アルコールチェッカーは、アルコールを飲んだ後に体内にアルコールが残存しているかどうかをチェックできる非常に便利な機械です。飲酒運転防止のためにも非常に役に立つでしょう。

しかし、時と場合によってはおかしな動作をすることがあり、正確な判定ができない場合があります。おかしい動作をするときは、決して故障とは限らないのでいくつかのポイントを確認してみるのがおすすめです。

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飲酒していないのに飲酒した結果が出る場合

全く飲酒していないにもかかわらず、アルコールチェッカーには飲酒した際に表れる表示が出てしまう場合があります。一見するとおかしい動作なので故障に間違われやすいですが、これはアルコールチェッカーにはよくある事象です。

このような事象が起きる原因の一つは、測定前の飲食や喫煙です。測定前に飲食をすると、その食べ物や飲み物の種類によってはアルコールと間違えて検知されてしまう場合があります。少し時間を置き、口をゆすいで測定することで正しい結果を得ることができるでしょう。また、喫煙後すぐ測定すると誤った判定が出る場合があります。喫煙した場合には10分以上時間をあけることで、正しい判定結果になるでしょう。

そのほかにも、洗口剤や歯磨き粉を使用した後に測定すると、その成分を検知してしまう場合があるので注意が必要です。その場合には成分を落とすために、しっかりと口を水でうがいしてから測定すると良いでしょう。

また、人によっては体調が悪い時などに体内に発酵したガスが発生し、その成分をアルコールチェッカーが検知する場合があります。また、服用している薬の種類によっては、アルコール成分として検知されてしまう場合があります。このような場合には、特定の人以外は正常に測定できるため、故障とは区別をすることができます。

もしも飲酒していないにもかかわらずアルコールが検知されるのであれば、以上のような事象がないかをチェックしてみるとよいでしょう。

明らかに飲酒しているのに結果が出ない場合

明らかに飲酒した状態で測定しているにもかかわらず、アルコールチェッカーが反応しない場合もあります。このような場合には、アルコールチェッカーの使用期間や測定回数を確認してみるのがおすすめです。

アルコールチェッカーには有効測定回数や有効使用期間があるため、その回数や期間をすぎると正常な測定ができない場合があります。場合によってはセンサーの交換などが必要になるでしょう。

また、吹きかけた息がセンサー部分をしっかり通過していない場合にもこのような事象が起こります。唾液などの水分が、センサーに付着してしまっている可能性もあるので、そのような場合には水分を乾燥させてから使用することで測定できるようになるでしょう。

飲酒して二日酔いの状態の時には、アルコールが検出されるのではないかと考えるかもしれませんが、実際には検出されない場合もあります。なぜなら、二日酔いの状態の場合には体内アルコールは既に分解され、アセトアルデヒドの状態になっている場合が多いからです。ただし、肝臓のアルコール分解機能は人によって異なっているので、同じ時間までお酒を飲んでいたとしても、アルコールが残っている人と残っていない人に分かれる可能性は十分にあり得ます。

なお、飲酒しているのに結果が出ないときは、正しく測定するためにも故障についても考慮する必要があります。アルコールチェッカーを落下させたり、水で濡らしてしまったなど思い当たる節がある場合には、一度メーカーに動作確認や修理を依頼した方が安心です。

何回測定しても数値が違っている場合

同じ人が同じように測定しているにもかかわらず、毎回数値が変わってしまうと故障ではないかと考えてしまうかもしれません。しかし、実際には数値が変わることは良くあることなので心配ありません。

なぜなら、測定時の条件は毎回変化しているからです。測定者も息を吹きかける強さや吹き方が毎回変わるのが通常なので、それによっても数値は変化します。また、風が強い環境などで測定を行うと、風の影響で数値が変化してしまう場合もあります。そのような場合には、正しい値ではなない可能性もあるので、風のない場所に移動して測り直すのがおすすめです。

そのほかにも、周辺の環境の匂いが強い場合にも、正しく測定されない場合があります。これは測定者の息ではなく周辺環境の匂いを検知してしまうからです。この場合も風が強い時と同様、結果が間違っている可能性があります。匂いがない場所に移動してから測定し直す必要があるでしょう。

機器の吹込み口の内部に、測定前から匂いが溜まっていると、溜まった匂いも一緒に検知してしまうため本来とは異なる結果が出る場合があります。この場合には本体を軽く振るなどして匂いを取ることで正しく測定できるようになります。

ただし、アルコールチェッカーは使用条件に関わらず、ある程度の誤差が出る場合があります。あくまでも目安として捉える必要もあるでしょう。

 

アルコールチェッカーは、その使用条件によってはおかしい測定結果が出てしまうことがあります。しかし、結果がおかしいからといって必ずしも故障しているわけではありません。おかしい結果が出たときは、使用環境や測定者の飲食の状況などをまずは確認することが大切です。

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