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アルコールチェッカーを導入するなら考えておくべき運用ルールとは?

公開日:2020/04/01  最終更新日:2023/01/05

アルコールチェッカーとは、アルコールを検知するセンサーの事で呼気に含まれるアルコール濃度を測定し、その度合を知らせてくれます。飲酒運転の交通事故が後を絶たない事もあり、2007年9月には罰則強化となり、2011年5月から運送業者はアルコールチェッカーの使用と結果の記録が義務化されました。そこで今回、アルコールチェッカーの基本と、導入した場合の運用ルールの設定について3つ程述べて行く事とします。

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導入前にアルコールチェッカーのタイプを選びましょう

一口にアルコールチェッカーと言っても設置型と携帯型、そして簡易携行型で3タイプがあります。会社の事情によって、適したアルコールチェッカーも違って来ますし当然それに伴い運用ルールが変わる事も押さえておかないといけません。

それぞれの特徴ですが、設置型は別名で据え置きタイプとも呼ばれる物で、事務所や自宅に置いておくタイプになります。結果をパソコンに記録して保存しておく事も可能であり、発車時間にバラつきがある場合等には、出発前に事務所で検査をする事を必須にするという運用法が考えられます。運行管理システムやITと連携出来る物もあり、データをまとめておけるタイプの物を導入したり、プリントアウト出来る様な物を導入するのも悪くありません。

携帯型は、コンパクトサイズに設計されたアルコールチェッカーで、急な呼び出しがある様な仕事の場合には多くのメリットがあります。携帯型アルコールチェッカーには検査記録が保存可能な物もあれば、設置型と同じくパソコンや他のITとリンク可能な物もあります。長距離ドライバーや自宅から出発する事が多い場合には、とても便利になります。本人が必ず検査をした事が分かる様なワンクッションを入れた運用ルールを考案出来れば、設置型と遜色ありません。

最後の簡易携行型は、値段が5,000円前後ととても安く、プライベート時の運転が必要な時にアルコール具合などを見る時に使う事が多いです。ただし、このタイプは海外製の物が多く、センサーの感度も他のタイプに劣る使い捨てがほとんどですので、運用ルール考案の時はその点も注意しないといけません。

アルコールチェッカーのセンサーの詳細を知っておきましょう

アルコールチェッカーのセンサーは、半導体式と燃料電池式の2つがあります。半導体式は正式名称を半導体式ガスセンサーと言いますが、半導体は周りの酸素量が減ると電気抵抗地に変化が出るという性質があり、その性質を利用して吹きかけられた呼気等のアルコールで変化した数値からアルコール濃度を検出する機械です。価格が安いのですが、検査結果が正確に出てくれないもの検査結果が保存出来ないタイプの物もあるので、その点を理解した上で導入や運用ルール設定を決めないといけません。

燃料電池式の方は、電気化学式型とも言いますが、検知極で測定する呼気のアルコールを酸化させて、その時に発生する電気量を測定する事で結果を出します。こちらは測定精度が高く、キシリトールガムや治療に飲んでいる薬剤を誤判定してしまう心配が無いというメリットがあるのですが、デメリットとしては機材が大型になりやすく、メンテナンス代も高額になる事が多いです。設置式として、ある程度の必要予算を計上しても構わない場合には、このタイプを採用するのも1つの選択と言えます。

ちなみに、半導体式の場合は数千円~20,000円程度で入手可能で、燃料電池式になると30,000円以上考えないと入手困難です。プリンターや他の機材との連携機能に特化した様な物の場合は100,000円以上する物も珍しくありません。 本体価格以外に維持費やセンサーの感度、メンテナンスの容易さ等も導入の検討課題にしつつ、その上で会社の状況に合わせた盲点の無い運用ルールの考案が必須と言う事です。

吹きかけ式とストロー式、マウスピース式の違いも重要です

測定結果に影響が出るポイントとして、半導体式や燃料電池式であるか以外に測定方法の違いも関係して来ます。呼気を検査する以上は、息をセンサーに当てる必要があり形式の違いで誤差も発生するからです。

具体的には3種類あり、まず吹きかけ式についてですが、これは吹き出し口に口を付けて息を吹き込んで結果を測定します。ただし、このタイプは測定の時に周囲の空気の影響を受ける事も無い訳ではありません。

2つ目はストロー式でこっちは、差し込み口に市販のストローを挿入し息を吹き込むタイプになります。吹きかけ式にあった周囲の空気の影響を受ける問題がこのタイプではだいぶ軽減されます。

そして最後がマウスピース式で、専用のマウスピースアタッチメントが付いていますので、それを使って息を検査機に吹き込みます。こちらも吹きかけ式にあった問題を適切にクリアしていると言えます。

測定結果にどの程度の正確さがあるかによって、運用ルールの工夫も変わって来ますので、それぞれのメリットデメリットを考慮した上で、会社の事情に合った最適なアルコールチェッカーを導入する様にして下さい。

後は、アルコール検知器協議会の認定品であるかを確認すれば完璧です。この団体は、アルコールチェッカーの品質向上を目的に設立された団体であり、団体に認定された物であれば品質に間違いはありません。海外製の精度が低い物も出回っていますので、予防の為には必ず認定を確認する事です。

 

現在、アルコールチェッカーによる検査が運送業では必須となっていますが、会社にあった運用ルールを作るにはセンサーの感度や、測定方法のメリットデメリットを熟知しておく必要があります。場合によっては併用した方が良い場合もありますので、まずはそれぞれの機材の特徴を確認する事をお勧めします。

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