アルコールチェッカーとは?使い方も確認!
アルコールチェッカー(アルコール検知器)とは、息を吹きかけることで呼気中のアルコール濃度を確認することができ、飲酒をした翌日に測定することで、アルコールが体内に残っていないかチェックすることができます。
飲酒運転撲滅の気運が高まり、7~8年前からドライバー業界に画期的な商品として登場してきたアルコールチェッカーですが、その機能性や正しい使い方などについて数々の問題が発生しています。
たしかに、急いで出発しようとしているときは面倒臭く感じてしまいますが、人の命を奪いかねない鉄の塊を運転しているという認識を持って、ここではアルコールチェッカーが抱える問題点や正しい使い方などについて解説していきます。
アルコールチェッカーとはどのようなものか
アルコールチェッカー(アルコール検知器)には、息に含まれるアルコール数値を表示する液晶が付いています。使い方については、電源を起動させると、その液晶に動きがありゼロ値になるまで待ちます。そこで「ピッ」という音がなれば、息を吹きかけてOKというサインです。
感知する部分に的確に息が吹きかかれば、液晶がグルグルと回り出して測定が完了すると「ピーッ」という音がして数値を表示します。そこに「0」が表示されなければ乗車勤務することはできません。「0」以外の数字が出てしまうと、呼気にアルコール成分が含まれていることを表示しています。
計測したら、ひとりひとりが計測台帳にきちんと記録していくことが大事です。そうすることで、乗車勤務できなかったドライバーの名前やそのときの数値を見て指導することができます。計測をする際に少しやっかいなのが、感知する部分に何度息を吹きかけても反応してくれないときで、ドライバーの方はちゃんと測定結果が出るまでは乗車することができないのでイライラしてしまいます。
また共同使用している場合は、本体がベタついていることもあり不衛生で、決まった位置に戻すことができないドライバーもいたりすると、本体が行方不明になったりもします。そのようにならないためにも、少し無理をしてでも、高性能で且つ人数にあった台数を購入することをおすすめします。
アルコールチェッカーの不適切な使い方や問題点
アルコールチェッカーは、安く購入しようと考えれば、1台3千円くらいで購入することができます。しかし起動が遅かったり、測定者が自分で「二日酔いしている」と自覚しているにもかかわらず、違反数値が出ず、警報が鳴らなかったりするケースもあります。
息の吹きかけ方にも問題があって、反応が出てはまずいと考えるドライバーが少ししか息を吹きかけないで済ますといった不適切な使い方をしているのも原因ですが、検知精度が低い商品があるのも事実です。あれだけ警察が飲酒運転撲滅のキャンペーンをやっているので、金額の安さだけで選ぶのではなく、品質を重視して選ぶと良いでしょう。
予算が無いからと、安価な商品を購入してしまった上に、たくさんのドライバーたちで共同使用していると、その分故障もしやすくなってしまいます。そのようにならないためにも、少し無理をしてでも、高性能で且つ人数にあった台数を購入することをおすすめします。
アルコールチェッカーの正しい使い方
アルコールチェッカーを正確に測定するには、アルコール検査時の注意事項をよく理解し、正しい測定方法を知る必要があります。
1点目として、アルコール検査の測定前にうがいを行いましょう。口内に食べ物や飲料などが残っているとアルコールチェッカーが誤検知する可能性があります。誤検知を防ぐためにもまずはアルコール検査前にうがいをしておきましょう。
2点目は、食べ物や飲み物に含まれるアルコールを大量に摂取しないことです。アルコールといえばすぐに思い浮かぶものとしてお酒が挙げられますが、実はお酒以外にも微量にアルコール分が含まれている食べ物や飲み物があります。お酒以外にアルコールが含まれている食べ物ですと、奈良漬や洋菓子などが挙げられます。飲み物ですと、栄養ドリンクや甘酒などが挙げられます。
その他にもアルコールを含んだ食べ物や飲み物はあるので、まずは食べる前、飲む前にパッケージの成分表を確認してアルコールが含まれている、含まれていないかを確認してから摂取するようにしてください。
3点目は、アルコール検査直前に飲食を避けることです。飲食直後のアルコール検査は正確な値が測定できない場合もあるので、アルコール検査直前は飲食を避けて測定するようにしましょう。
その他にも測定を行う環境やアルコールチェッカーの設置場所によっても測定結果に影響を及ぼすこともあるので、アルコールチェッカー使用時はアルコール測定の注意事項を守り、検査を行うようにしましょう。
日本製で出荷前に全品検査。高品質長期対応センサー。協会、官公庁、企業様の採用実績50,000以上。警察の飲酒検問にも採用される品質と信頼性。
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