法人向けアルコールチェッカーおすすめ3選
2022年に道路交通法が改正されてから、一体台数以上の白ナンバーの社用車を所有している企業は、アルコールチェックが義務化されました。アルコールチェッカーを導入するにあたり、精度の良さやサポート内容、コスト面などさまざまな面を考慮しなければなりません。そこで今回は、おすすめの法人向けアルコールチェッカーを取り扱う会社を3選ご紹介します。ぜひ参考にしてください。
中央自動車工業株式会社
会社名 中央自動車工業株式会社
住所 大阪府大阪市北区中之島4-2-30
電話番号 06-6443-5182
中央自動車工業株式会社は自動車部品・用品やそれに関連するサービスの開発、販売、輸出入を手掛ける大阪市の会社です。1946年に戦後の復興資材や生活物資の輸送に着目して設立以来、75年以上の歴史を誇っています。
中央自動車工業株式会社のアルコールチェッカーは信頼性の高さから「全日本交通安全協会」のホームページでも販売されています。
全機種がアルコール検知器協議会の認定マーク取得
中央自動車工業株式会社では多数の官公庁や地方自治体、一般企業、警察での飲酒検問、第一次検査用として採用されているアルコール検知器を開発・販売しています。
協会、官公庁、企業の採用実績は5万件以上です。中央自動車工業株式会社のアルコールチェッカーは第三者機関による検知試験にもクリアしており、アルコール検知器協議会認定品です。
道路交通法改正に伴った管理方法など、ニーズの多様化に柔軟に対応するために新機種の開発を進めています。警察の飲酒検問にも採用される品質と信頼性を誇っており、センサー交換や修理などの充実したアフターサービスもあります。
充実のシステム連携
アルコールチェッカーは勤怠管理システムとの連動が必須です。そこで中央自動車工業株式会社では複数のクラウド管理システム会社との協業しています。
アルコールチェッカー「ソシアック・ネオ」では、測定データをBluetoothで出力する機能を活用して、さまざまなシステムとの連携を行っています。
たとえばスマートフリートはソフトバンク株式会社が提供する車両情報を一括管理できるクラウドサービスです。アルコールチェックを一元管理するのはもちろんのこと、顔認証によるなりすまし防止や車両運行管理もできます。
またCariot(キャリオット)は、運転×業務活動×顧客データでドライバーの働き方を改善するクラウドサービスです。リアルタイムの位置情報活用と車両管理業務のDXによって、現場の業務効率化や安心・安全を提供する車両動態管理ができます。
このように複数のクラウド管理システムと連携しているので、使い勝手がよく業務の効率化アップやコスト削減などにつながるでしょう。
日本製の高感度センサーを採用
中央自動車工業株式会社を代表するアルコールチェッカーの「ソシアックシリーズ」では、日本製の高感度センサーをすべての機種に採用しています。付属のマウスピースや市販のストローによって周りの空気の影響を受けにくく、高精度測定が可能です。
操作はシンプルで、0.01単位のデジタル数値とLEDランプによるわかりやすい表示です。0.01mg/lから赤いランプが点灯して注意を促します。不正防止機能も搭載されており、正しく呼気が吹きかけられなかった場合には、エラー表示が出て再測定を促します。
アルコールチェッカー「ソシアックシリーズ」は種類が豊富です。自己管理型パーソナルタイプやアルコール成分以外への反応低減のハイグレードタイプ、パソコンで管理可能なデータ管理型など用途に合わせて選べるでしょう。
株式会社タニタ
会社名 株式会社タニタ
住所 東京都板橋区前野町1-14-2
電話番号 03-3968-2111
株式会社タニタと言えば、体重計や体組成計のイメージが強いですが、アルコールチェッカーの開発・販売も行っています。「健康をはかる」から「健康をつくる」へをコンセプトに、プロダクトとサービスを通して、健康をトータルにサポートしている健康総合企業です。
1999年からアルコールチェッカーを販売しており、累計販売台数は400万台以上の実績を誇っています。運輸業界、航空業界、船舶業界など各業界から多数採用されています。
豊富なバリエーション&すべてアルコール検知器協議会認定品
株式会社タニタのアルコールチェッカーはモバイル型、据え置き型など豊富なバリエーションがそろっています。事業所ごとのニーズに対応しやすいでしょう。またすべてのアルコールチェッカーはアルコール検知器協議会の認定品となっているため信頼できます。
コンパクトサイズで手軽に測定
株式会社タニタのアルコールチェッカーHC-313はいつでも手軽に飲酒エチケットができる機器です。
センサーキャップを持ち上げると電源が入り、息をふきかけて呼気中のアルコール濃度を測定します。センサーキャップの開閉で電源オン・オフができるため、シンプルな操作手順です。
センサー寿命は測定回数1000回または購入後1年となっており、測定前にセンサー使用回数を表示します。アルコールが検知されない場合にはバックライトが緑色に点灯し「ピピピ」とアラームがなります。
一方、アルコールが検知される場合にはバックライトの表示は赤色で、「ピピーピピー」とアラームがなる仕組みです。スーツの胸ポケットにすっきり納まるコンパクトサイズで、持ち運びにも便利です。
フィガロ技研株式会社
会社名 フィガロ技研株式会社
住所 大阪府箕面市船場西1丁目5番11号
電話番号 072-728-2591
フィガロ技研株式会社は半導体式ガスセンサをはじめとした各種ガスセンサの研究開発、応用商品の開発を手掛ける会社です。
世界にさきがけて半導体式ガスセンサの量産化に成功しており、50年以上に渡る実績を誇ります。フィガロ技研株式会社はガスセンサ専業メーカーでアルコール検知器協議会「J-BAC」の立ち上げメンバーです。
ダブルセンサーで高精度検知
フィガロ技研株式会社のアルコールチェッカー「フーゴシリーズ」は高性能な電気化学式センサーに圧力センサーも搭載した「ダブルセンサー」で高精度な検知を実現しています。
アルコール選択性が高い電気化学式センサーを採用することで誤作動を防止して、信頼性の高い測定が可能です。さらに圧力センサーで呼気の吹き込み状態を監視し、吹込みが弱い場合にはエラー表示がでるため、吹き込み不正の防止ができます。
現場のニーズを追求したクラウドサービスに対応
フィガロ技研株式会社のアルコールチェッカーは専用のスマホアプリとBluetoothで連動し、測定結果をクラウド上に自動保存します。
データはアプリからクラウドに送信され自動的に残るので、毎日の入力作業や紙ベースでの管理は不要です。記録業務の手間が省けるため、業務効率アップにつながるでしょう。
また測定データをBluetoothで転送できるため、直行直帰や出張時にも対応可能です。運転前と運転後の毎日2回のチェックは運転手にとって負担になりやすいですが、場所を選ばずに測定できるためストレスなしのチェックを実現できるでしょう。
豊富なバリエーション
運輸安全管理業務を強力にサポートするアルコールチェッカー「フーゴシリーズ」は3つの製品ラインアップがあります。プロフェッショナルタイプの「フーゴプロ」は運送業務に最適な多機能を搭載したアルコールチェッカーです。
干渉性に優れた電気化学式ガスセンサを搭載しており、ハンディタイプ・据え置き記録型・遠隔地管理用、いずれの使い方も可能です。ドライバーIDの入力で本機単体でも個人識別ができ、検査結果を2,500件まで記録できます。
「フーゴスマート」は測定・見るに機能を絞ったシンプルな単機能タイプのアルコールチェッカーです。電源を入れて息を吹き込むだけの簡単操作で、日常の健康管理用としても気軽に使用できるでしょう。
「フーゴスマートBt」は測定・見る+通信機能を搭載したBluetoothタイプのアルコールチェッカーです。測定データをBluetoothに転送できるのでデータ管理しやすいでしょう。
「フーゴスマートBt(+アプリ)」は、フィガロ技研株式会社が提供するアプリで、タブレットやスマホとアルコールチェッカーをBluetoothで連携するタイプです。
まとめ
今回は法人向けのアルコールチェッカーを3選ご紹介しました。アルコールチェッカーは毎日使用するため、手軽に操作できること、高精度で測定できることが重要です。商品によって精度には違いがあるため、信頼できるアルコールチェッカーを選ぶようにしましょう。アルコール検知器協議会が認定したアルコールチェッカーであれば信頼度が高いです。またクラウドサービスとの連携があれば、測定結果のデータ管理などもスムーズに行えます。今回の記事を参考に、信頼できるアルコールチェッカーを選びましょう。